絵本が大好き。 なにより絵本をつくりたい。
2011年「第27回 ニッサン童話と絵本のグランプリ」絵本大賞受賞。
受賞作品「うみのそこのてんし」はBL出版より発売中 !!
2020年発売の文研出版刊「ホッキョクグマなんきょくにいく」も好評発売中!
その他、未出版作品もこのページでご紹介します。
※最近の作品はネタバレを避けるため、絵だけをイラストページに掲載しています。
「第27回 ニッサン童話と絵本のグランプリ」絵本大賞受賞作品
見捨てられた海底作業ロボットと生きることをあきらめかけたイッカク。絶望したもの同士が出会い、希望に向かうおはなし。
「第27回 ニッサン童話と絵本のグランプリ」絵本大賞をいただきました。
詳しくはこちら
いつもひとつのことに一生懸命な哲学者のカメ。難しい考えに熱中するうち、彼は迷子になってしまいます。リクガメさんは無事に帰り着くことができるでしょうか・・・。
街の仲間たちはそんなリクガメさんのことが大好きで、いつも温かく見守ります。
もしかしてどこかの民話?と思える世界を描いてみました。
電子書籍版を販売中!
「うみのそこのてんし」を描くときに、海底作業ロボット「27」のからだにフジツボを付けようと思いました。その時、ふと思ったんです。
「そもそもフジツボって何?」
そこでフジツボについて調べてみることにしました。すると驚いたことに、フジツボは甲殻類、つまりエビやカニの仲間なんですね!貝じゃないんです!
食べるとやはりエビとかカニに近い味がするんだそうで、カニ好きの私としてはそれだけでたまりません。
しかも、その成長過程がドラマチックで、ますますフジツボの面白さに惹かれました。
これはもう、お話にするしかありません!
フジツボのドラマチックで一生懸命な人生を、「家族愛」「こどもの成長・自立」なども交えて物語にした、今でも大好きな一冊。
いつかたくさんの人に読んでもらいたいなあ。
※未出版作品
このおはなしの前半部分は、私が実際に体験した出来事を基にしています。
春先のある日、私がベランダで雑草を抜いていると、チョウが後頭部に何度も何度もぶつかってくるのです。偶然ぶつかってきたとは思えない執拗さで「これは何かを訴えたいに違いない」と感じ、色々想像している間にこのおはなしが浮かんできました。
一匹のチョウが、「ちょっとエコな気分」にひたっていた私に、色々と考えさせてくれたことを、笑いも交えた物語として表現してみました。
アートハウスさんにて販売中!
※約A5サイズのミニ手作り絵本です
水族館で生活することになったジンベイザメのお話です。
私は動物園や水族館が大好きです。そこにいる動物たちの圧倒的なパワーや魅力的でかわいい姿に時間を忘れます。また、動物園や水族館で動物たちを身近に感じることで、子供たちに動物愛護や自然保護に対する意識を持ってもらうという意味でも、おおきな役割を担っている施設であることも理解しているつもりです。
けれど、大きな生き物が窮屈そうにしているのを目にし、違和感を感じることもあります。このお話は、私が動物園や水族館を訪れた際に感じる、そんな、なんとも言えないもやもやした気持ちをジンベイザメの感情も交え、物語で表現してみました。
制作年が古いため今の自分から見ると絵がイマイチ・・・。いつか描き直したいと考えています。
アートハウスさんにて販売中!
※約A5サイズのミニ手作り絵本です