メイキング・オブ・QuickTime
Cubic VR |
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1. QuickTime Cubic
VR って?
QuickTime5 から新しく機能に加わった QuickTime Cubic VR。これまでのQuickTime
VR では水平方向のパノラマ表示しかできませんでしたが、QuickTime Cubic VR では新たに上下の表示が可能になりました。(Appleのサンプル)
まず種明かしからすると、Cubic と言う名前通り、上の図のような6面の画像を元に形成されています。
しかし、単純に6面の画像を貼り付ければよいと言うわけでもありません。
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2. 6面の画像を貼り付けてみる
では試しに正方形の格子の入った画像で QuickTime Cubic VR を作ってみましょう。
作り方はいたって簡単。6枚の正方形画像(Macの場合PICTファイル) を QTVR Make Cubic と言う、Apple が無料で配布している変換ソフトにドラッグ・アンド・ドロップするだけ!
注意することは各画像のファイル名。正面を「1」で終わるファイル名(拡張子除く)にしてやる必要があります。以下同様に右「2」後ろ「3」左「4」上「5」下「6」。
QTVR Make Cubic はこちらからダウンロード可能です。
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3. こんな感じ-その1
上の6面を変換してみました。まさに Cubic ですね。
しかしこれでは四角い箱しか表現できず、ダメです。
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4. じゃあこんなのはどうか?
それでは、と言うことで、Bryce上の球体の中にカメラを置いて、前後左右上下の6面をレンダリングしたものを貼ってみてはどうかと考えてみました。
しかしここで難しいのが、どうやって継ぎ目の無い6面をレンダリングするか?と言うことでした。
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